サプリメントは1度の服用で効果を発揮するのではなく、継続的に飲み続けることが大切です。
そのためには飲みやすさも重要なポイントになってくるでしょう。
このページではサプリメントの形状ごとのメリット・デメリットを紹介するので、サプリメント選びの参考にしてください。
ビタミンA・ビタミンD・ビタミンEなどの脂溶性ビタミンや魚油など液状の成分をゼラチン皮膜に包んだ形状のサプリメントです。
表面がさらっとしているので、飲みやすい特徴があります。
またニオイや味を閉じこめることにも向いているでしょう。
基本的にはラグビーボール型をしていますが、工場によってはハート型など特殊な形状や色にも対応していることも。
皮膜があるのでニオイ・味などをマスキングでき、飲みにくい素材でも飲みやすくできるといったメリットがあります。
ただし、粉末のみをカプセルに閉じ込めることはできません。
粉末・顆粒・液体をゼラチンやデンプンで作られたカプセルに充填した形状のサプリメントです。
円形状の形をしており、様々な種類の素材に対応できます。
1粒に多くの成分を配合でき、プラスチックボトルやガラス瓶などで販売されることも多いでしょう。
サイズも内容量によって変えられます。
カプセルタイプなので、原料のニオイ・味をマスキングできるため飲みやすくなるというメリットがあります。
また透明や色付きなど多彩なカラーから選ぶことができ、商品のイメージに合わせてデザインを選択できるのもメリットの一つです。
ハードカプセルは錠剤と比較すると、飲みにくさを感じる場合もあるでしょう。
また大きくすることで多くの成分を詰め込めますが、その分飲みにくくなるので注意が必要です。
さらに多くの油分を含む成分であれば、充填できないというデメリットも。
また多くの水分を含む場合も、カプセルと化学反応を起こす可能性もあるので必ず確認が必要となります。
乾燥した素材を粉砕したものや、原料の成分をアルコール・水で抽出し乾燥させたサプリメントのことです。
高い純度を保ちやすく、成分を損ないにくいという特徴があります。
また粉末茶・プロテインといった商品であればチャック付きのアルミ袋がパッケージとして活用されるでしょう。
一方、調味料のように使いたい場合には瓶・プラスチックボトルが用いられることも。
スティック分包などのパッケージもあり、比較的自由度の高い形で販売できます。
素材を粉末にすることで水分の割合が低くなり、微生物の増殖が抑制できます。
そのため長期間の保存ができるというメリットがあるでしょう。
また栄養素も濃縮されるので、少量でも多くの成分が含有可能です。
さらにプロテイン・お茶など水に溶かして服用する場合であれば粉末だけを配送することで、商品をコンパクトにまとめられるので配送コスト削減につながるでしょう。
粉末のデメリットは、そのまま飲む場合に喉に張り付いてしまい飲みにくさを感じる方も多いでしょう。
中にはムセてしまう方もいるため、プロテイン・健康茶のように水に溶かして飲むなどの工夫が必要です。
また湿気にも弱く、素材が持ったニオイ・風味なども残ってしまいます。
そのため素材によっては、そのまま食べる・混ぜるのが難しいケースもあるでしょう。
打錠とも呼ばれ、医薬品では全体の30%以上も占めるなど市場の中でもポピュラーな形状のサプリメントです。
粉末を圧縮することで、コンパクトにしているため飲みやすいという特徴があります。
直径が5ミリほどの小さなタイプから比較的大きなタイプまで対応でき、工場によっては丸型・ラグビーボール型・ハート型など多彩な形状も選べるでしょう。
錠剤自体に刻印をいれることもできます。
錠剤であればリーズナブルな価格で製造しやすいというメリットがあります。
一度に大量の錠剤を造ることに向いており、大ロットで錠剤を製造する場合にぴったりです。
一般的に工場によって最低ロット数が決まっており、錠剤は大ロットしか対応していないケースもあります。
また固形にするためにコーティング剤などの添加物が配合されるので、成分の純度が低くなってしまうでしょう。
さらに錠剤の大きさには限度もあり、1粒あたりに含まれる成分量は限られてしまいます。
サプリメントの形状には、ソフトカプセルやハードカプセル、粉末、錠剤があり、飲みやすさや保存性、製造コストに応じた特徴があります。
本サイトではサプリメントのODM・OEMを検討中の企業向けに、「売れるため」の強みを持っているODM・OEMメーカーをご紹介。
収益化を効率よく目指すための戦略的パートナーに相応しい、ODMとOEMそれぞれの3つの企業をまとめて掲載していますので、ぜひ参考にしてください。
新商品の設計・開発を請け負うODM企業は基本的には、さまざまな原料、剤形、包装資材・容器を扱うことが可能です。しかし、独自原料の保有や、独自の特許技術、増産実績など各社特徴を持っており、ここでは商品開発で強みを持つ目的別のおすすめODM企業をご紹介します。
安全性と効果を体感できる有効成分含有量のバランスを取った商品設計で、取り扱いサプリメントの75%に対して増産依頼あり(※1)。
継続性の高い商品設計ができるため、長期的な消費者基盤を築くことができ、安定した収益を確保が可能です。
睡眠や記憶力系のサプリは、健康の悩みの中でも習慣としての継続利用が見込まれます。
王子食品ではまだまだ珍しい膣内フローラの安定化をさせるサプリメントを30日分×400製品の小ロットで提供。
フェムケア以外にも、バターコーヒーやモリンガなど、拡大している市場だが、在庫をあまり持ちたくないといった悩みにも対応しています。
近年話題の女性のQOL向上の市場。下着や化粧品が中心ですが、サプリ市場でも注目されています。
抗肥満・BMI低下、内臓脂肪、皮下脂肪低減など、ダイエット関連で多様な商材に対応。
剤形も通常の打錠・各種カプセルだけでなく、ドリンク、ゼリーなどにも対応しており、剤形から他社と差別化を図れることも可能です。
需要はあるが、競合の多いダイエット市場では、差別化のために新しい切り口の商材が求められる傾向にあります。
商品の設計をした依頼主から、製造工程だけを請け負うOEM。設計した新商品をターゲット層の嗜好に添って適切な剤形で提供することは、消費者にリピート購入してもらうための大事な要素です。しかしながら、OEM企業側の設備がなく、狙った剤形が対応できない場合も多々あります。ここでは、市場で反響を呼びやすい剤形のサプリメント製造を得意としているOEMメーカーをご紹介します。
ソフトカプセル自動機のメーカーとして、世界各国へ200台余りの機械を納入(※1)。
粉末原料も充填可能なシームレスカプセルや、胃に溶けずに腸まで内容物を届けることが可能な耐酸性カプセルなど、ニーズに沿った幅広いカプセル製造が可能。
ガラス瓶、プラスチック容器、アルミボトル缶、液体三方が選択でき、0.5ml~900mlまでの容量に対応可能。
ハチミツ、オリゴ糖といったシロップ状原料や、エキス製品、果汁・お茶などのろ過・精製も対応可能。
機能性グミ・果汁入りグミ・糖衣グミ・センターイングミなどオリジナルグミのフルオーダー製造が可能。
また、形状、風味、色調、食感を用意されている規格から選択し、開発期間を最短6ヶ月に短縮できるセミオーダー製造も選択できます。