サプリメントOEMにかかる費用・相場

目次

サプリメントOEMの費用は、製品の形状やロット数、使用する原料によって大きく異なります。

最小ロットでも数十万円の費用がかかることが一般的です。

この記事では、サプリメントOEMに関わる費用の相場や、それに影響するポイントを詳しく解説します。

OEMを依頼する際の目安を知ることで、予算の調整や製品開発の方向性を明確にする手助けとなります。

サプリメントOEMの費用相場

製品の形状やロット数、使用原料などの要素によって変動しますが、サプリメントOEMの費用は、最小ロットで1商品あたり50万円〜100万円(※1)が一般的な相場となっています。

初期費用としてサンプル代やパッケージデザインの開発費用がかかるほか、製品の品質や規模に応じたバルク費用、容器やラベル印刷費用、包装・配送代などで費用が変わってきますので、見積もりを取ることが重要です。

※1 参照元:ドクターズチョイス公式HP(https://drs-choice.co.jp/blog/supplement-oem-costs/)

サプリメントの費用に
影響する3つのポイント

製品の形状

サプリメントの形状(カプセル、粉末、錠剤など)は製造費用に直接影響します。

例えば、カプセル製品はハードカプセルやソフトカプセルにより異なる成形方法が必要で、それぞれの製造コストが変動。

また、粉末状のサプリメントは計量や包装に手間がかかるため、錠剤やカプセルと比べて製造費用が増加する傾向があります。

製品の形状に応じたコストを把握することが、予算を見積もる上で重要です。

ロット数

一般的に、生産ロットが大きくなるほど、1個あたりの製造コストは低くなりますが、少ロットでの生産を希望する場合、コストが割高になることがあります

企業によっては少ロット対応のOEMサービスを提供しているため、初期生産を少量から始めることも可能ですが、その場合、全体の費用が高くなることを考慮する必要があります。

サプリの小ロットOEMに
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使用原料

サプリメントに使用する原料の種類や品質も、費用に影響を与えます。

例えば、天然由来の高品質な成分特定の健康効果を狙った特殊な成分を使用する場合、原料調達費用が増加します。

また、オーガニック認証やGMP対応の原料を使用する場合も、一般的な成分よりコストが高くなることがあります。

希望する効果やターゲット市場に合わせた原料選定を行うことで、費用対効果のバランスを取ることが求められます。

サプリメントの製造に
必要な4つの費用

初期費用(サンプル代やパッケージデザイン開発など)

OEMにおける初期費用には、サンプル製造やパッケージデザインの開発費用が含まれます。

サンプル代は依頼内容に応じて数万円からかかり、製品のパッケージやラベルデザインの開発費用も加算されます。

これらの費用は製品が完成するまでの初期段階で発生するため、予算に含めておくようにしましょう。

健康食品の中身(バルク代)

サプリメントの中身となる原材料や成分の調達・加工費用がバルク代です。

バルク代は、製品の形状や使用する原料の種類によって異なり、高品質な成分を使用する場合や特殊な加工が必要な場合は、コストが高くなります。

バルク代は製品の品質を左右するため、予算に応じた材料選定が重要です。

健康食品の外側
(容器やラベル印刷代など)

サプリメントを包む容器やラベルの印刷費用も製造コストに含まれます。

容器の種類(ボトル、袋、箱など)やデザインの複雑さ、使用する素材によって費用が変動します。

特にラベル印刷は、少量生産の場合でも一定のコストがかかるため、事前にどの容器・ラベルが最適かを確認しておきましょう。

包装や配送代

製品の最終的な包装や配送にかかる費用も考慮する必要があります。

包装には、個別包装やギフト用のパッケージなどが含まれ、製品の見た目や使い勝手に影響を与えます。

また、製造後の配送費用も、生産量や配送先によって変動するため、全体のコストに組み込む必要があります。

まとめ

サプリメントOEMの費用は、製品の形状、ロット数、使用原料によって異なり、最小ロットでの費用相場は1商品あたり50万~100万円(※1)が一般的で、主な費用項目には、初期費用(サンプル・パッケージ開発)、バルク代(中身の原料費)、容器・ラベル代、包装・配送費が含まれます。

使用原料や小ロットの選択次第で費用は増減するため、ニーズに合わせた見積もりを行うようにしましょう。

本サイトではサプリメントのODM・OEMを検討中の企業向けに、「売れるため」の強みを持っているODM・OEMメーカーをご紹介。

収益化を効率よく目指すための戦略的パートナーに相応しい、ODMとOEMそれぞれの3つの企業をまとめて掲載していますので、ぜひ参考にしてください。

【目的別で選ぶ】
サプリメント
ODMメーカー3選
                   

新商品の設計・開発を請け負うODM企業は基本的には、さまざまな原料、剤形、包装資材・容器を扱うことが可能です。しかし、独自原料の保有や、独自の特許技術、増産実績など各社特徴を持っており、ここでは商品開発で強みを持つ目的別のおすすめODM企業をご紹介します。

LTVが高い商品
開発するなら
SBS
SBS公式HP
引用元:SBS公式HP
(https://www.sbs-company.co.jp/)
効果実感を意識した処方で
リピート率の高い商品を開発する

安全性と効果を体感できる有効成分含有量のバランスを取った商品設計で、取り扱いサプリメントの75%に対して増産依頼あり(※1)。

継続性の高い商品設計ができるため、長期的な消費者基盤を築くことができ、安定した収益を確保が可能です。

例えばこんなサプリメント
睡眠・記憶力・アイケア

睡眠や記憶力系のサプリは、健康の悩みの中でも習慣としての継続利用が見込まれます。

まだ新しい市場に
小ロットで参入するなら
王子食品
王子食品公式HP
引用元:王子食品公式HP
(https://ojifood.co.jp/)
試験的な販売を行いたい
新商材だからこそ小ロットで対応

王子食品ではまだまだ珍しい膣内フローラの安定化をさせるサプリメントを30日分×400製品小ロットで提供。

フェムケア以外にも、バターコーヒーやモリンガなど、拡大している市場だが、在庫をあまり持ちたくないといった悩みにも対応しています。

例えばこんなサプリメント
フェムケア

近年話題の女性のQOL向上の市場。下着や化粧品が中心ですが、サプリ市場でも注目されています。

定番商品に変化を加える
開発をするなら
ビーエイチエヌ
ビーエイチエヌ公式HP
引用元:ビーエイチエヌ公式HP
(https://bhn.co.jp/)
飽和した市場で目立つために
新しい剤形や機能性で商品を開発

抗肥満・BMI低下、内臓脂肪、皮下脂肪低減など、ダイエット関連で多様な商材に対応

剤形も通常の打錠・各種カプセルだけでなく、ドリンクゼリーなどにも対応しており、剤形から他社と差別化を図れることも可能です。

例えばこんなサプリメント
ダイエット

需要はあるが、競合の多いダイエット市場では、差別化のために新しい切り口の商材が求められる傾向にあります。

※1 参照元:SBS公式サイト 
https://www.sbs-company.co.jp/lp/ 2024年9月調査時点

【目的別で選ぶ】
サプリメント
OEMメーカー3選

商品の設計をした依頼主から、製造工程だけを請け負うOEM。設計した新商品をターゲット層の嗜好に添って適切な剤形で提供することは、消費者にリピート購入してもらうための大事な要素です。しかしながら、OEM企業側の設備がなく、狙った剤形が対応できない場合も多々あります。ここでは、市場で反響を呼びやすい剤形のサプリメント製造を得意としているOEMメーカーをご紹介します。

カプセル
サプリメントを委託製造したいなら
三協
三協公式HP
引用元:三協公式HP
(https://sankyohd.com/)

ソフトカプセル自動機のメーカーとして、世界各国へ200台余りの機械を納入(※1)。

粉末原料も充填可能なシームレスカプセルや、胃に溶けずに腸まで内容物を届けることが可能な耐酸性カプセルなど、ニーズに沿った幅広いカプセル製造が可能。

ドリンク
サプリメントを委託製造したいなら
アピ
アピ公式HP
引用元:アピ公式HP
(https://www.api3838.co.jp/)

ガラス瓶プラスチック容器アルミボトル缶液体三方が選択でき、0.5ml~900mlまでの容量に対応可能

ハチミツ、オリゴ糖といったシロップ状原料や、エキス製品、果汁・お茶などのろ過・精製も対応可能。

グミ
サプリメントを委託製造したいなら
グミ研究所
グミ研究所公式HP
引用元:グミ研究所公式HP
(https://www.gummi-lab.com/)
                           

機能性グミ果汁入りグミ糖衣グミセンターイングミなどオリジナルグミのフルオーダー製造が可能。

また、形状、風味、色調、食感を用意されている規格から選択し、開発期間を最短6ヶ月に短縮できるセミオーダー製造も選択できます。

※1 参照元:三協公式サイト 
https://sankyohd.com/companyprofile/ 2024年9月調査時点