「肝機能に関連する機能性を表示できる原料が知りたい」というニーズに応え、訴求機能に応じた独自性の高い機能性表示食品対応素材を紹介します。
健康産業流通新聞の2021年5月13日の記事「肝臓の健康 新市場の予感 関連素材に引き合い」には、肝機能に関連するサプリメント動向の興味深い指摘が見られます。
従来、肝機能に関連するサプリメントはアルコール対応にフォーカスされていたのが、2020年あたりから脂肪肝の改善目的も含め、『肝臓の健康』全般を対象とする製品が伸びてきているとのこと(※1)。
※1 参照元:健康産業流通新聞HP(https://www.him-news.com/news/view/5126)
肝機能に関連する機能性の科学的根拠や食品の安全性について消費者庁長官に届出された実績のある機能性表示対応素材を紹介します。(2024年10月7日調査時点)
ブロッコリースプラウト(ブロッコリースプラウトパウダー)は、肝機能の改善や保護に寄与する機能性関与成分です。
このスプラウトには、特にスルフォラファンが豊富に含まれており、肝臓の解毒酵素の活性化を促進します。スルフォラファンは、体内で発生する有害物質や毒素の代謝・排出をサポートし、肝細胞の損傷を軽減する効果が期待されています。
また、抗酸化作用を持つことから、肝臓の酸化ストレスを軽減し、肝機能全般の維持に寄与します。
肝機能に関連する一般健康食品素材を紹介します。(2024年10月7日調査時点)
備前化成のオリジナル素材中、牡蠣に関連する製品には「カキエキスパウダー」と「マリンジンクS」の2種類があります。栄養豊富な牡蠣から成分を抽出し、乾燥粉末にしたものです。備前化成では独自で肝機能に関連するヒト臨床試験も行っています。
参照元:備前化成HP(https://www.bizen-c.co.jp/raw_material/oyster_extract_powder+/)
ビタミンUにビタミンC、アミノ酸やポリフェノールなど多様な栄養を含むキャベツを原料として、植物性乳酸菌によって発酵させたのが東洋新薬の独自素材、キャベツ発酵エキスです。一般健康食品素材ではあるものの、東洋新薬はキャベツ発酵エキスの製造方法で2003年に特許を取得しています。
参照元:東洋新薬HP(https://genryou.toyoshinyaku.co.jp/material/fermented_cabbage_extract/)
肝機能サポートに期待される成分として、ブロッコリースプラウトや牡蠣エキス、キャベツ発酵エキスがあり、これらは解毒酵素の活性化や栄養補給に役立つ素材です。
こうした成分を活用した製品開発には、安心して依頼できるパートナー選びが重要です。
本サイトではサプリメントのODM・OEMを検討中の企業向けに、「売れるため」の強みを持っているODM・OEMメーカーをご紹介。
収益化を効率よく目指すための戦略的パートナーに相応しい、ODMとOEMそれぞれの3つの企業をまとめて掲載していますので、ぜひ参考にしてください。
新商品の設計・開発を請け負うODM企業は基本的には、さまざまな原料、剤形、包装資材・容器を扱うことが可能です。しかし、独自原料の保有や、独自の特許技術、増産実績など各社特徴を持っており、ここでは商品開発で強みを持つ目的別のおすすめODM企業をご紹介します。
安全性と効果を体感できる有効成分含有量のバランスを取った商品設計で、取り扱いサプリメントの75%に対して増産依頼あり(※1)。
継続性の高い商品設計ができるため、長期的な消費者基盤を築くことができ、安定した収益を確保が可能です。
睡眠や記憶力系のサプリは、健康の悩みの中でも習慣としての継続利用が見込まれます。
王子食品ではまだまだ珍しい膣内フローラの安定化をさせるサプリメントを30日分×400製品の小ロットで提供。
フェムケア以外にも、バターコーヒーやモリンガなど、拡大している市場だが、在庫をあまり持ちたくないといった悩みにも対応しています。
近年話題の女性のQOL向上の市場。下着や化粧品が中心ですが、サプリ市場でも注目されています。
抗肥満・BMI低下、内臓脂肪、皮下脂肪低減など、ダイエット関連で多様な商材に対応。
剤形も通常の打錠・各種カプセルだけでなく、ドリンク、ゼリーなどにも対応しており、剤形から他社と差別化を図れることも可能です。
需要はあるが、競合の多いダイエット市場では、差別化のために新しい切り口の商材が求められる傾向にあります。
※1 参照元:SBS公式サイト
https://www.sbs-company.co.jp/lp/ 2024年9月調査時点
商品の設計をした依頼主から、製造工程だけを請け負うOEM。設計した新商品をターゲット層の嗜好に添って適切な剤形で提供することは、消費者にリピート購入してもらうための大事な要素です。しかしながら、OEM企業側の設備がなく、狙った剤形が対応できない場合も多々あります。ここでは、市場で反響を呼びやすい剤形のサプリメント製造を得意としているOEMメーカーをご紹介します。
ソフトカプセル自動機のメーカーとして、世界各国へ200台余りの機械を納入(※1)。
粉末原料も充填可能なシームレスカプセルや、胃に溶けずに腸まで内容物を届けることが可能な耐酸性カプセルなど、ニーズに沿った幅広いカプセル製造が可能。
ガラス瓶、プラスチック容器、アルミボトル缶、液体三方が選択でき、0.5ml~900mlまでの容量に対応可能。
ハチミツ、オリゴ糖といったシロップ状原料や、エキス製品、果汁・お茶などのろ過・精製も対応可能。
機能性グミ・果汁入りグミ・糖衣グミ・センターイングミなどオリジナルグミのフルオーダー製造が可能。
また、形状、風味、色調、食感を用意されている規格から選択し、開発期間を最短6ヶ月に短縮できるセミオーダー製造も選択できます。
※1 参照元:三協公式サイト
https://sankyohd.com/companyprofile/ 2024年9月調査時点