サプリメントOEMメーカー「ファーマフーズ」の特長や独自成分、機能性表示対応、生産体制等、製造受託先として選ぶ前にチェックしておきたい情報をまとめています。
ファーマフーズは医と食の融合を目標として、鶏卵由来の成分を中心に研究し、機能性素材の開発に従事してきた歴史を持っています。
その中で、同社を代表する研究開発成果となったのが、共同研究による「オボプロン(鶏卵抗体:IgY)」。
鶏卵には、感染などからヒナをガードする抗体があり、それを活用しようと取り組んだ結果の表れといえます。
ファーマフーズの公式HP(2024年10月7日調べ)には、自社機能性素材が14種類掲載されています(※1)。
いずれも鶏卵由来で、中でも「ファーマギャバ®」は要注目。
GABAの機能性を持ち、機能性表示食品制度への対応も可能で、血圧改善やストレス緩和をはじめ6種類の機能性についてSRの提供をしてくれます。
※1 参照元:ファーマフーズ公式HP(https://www.pharmafoods.co.jp/products)
ファーマフーズは創薬事業も手掛けています。
「ALAgene® technology」というニワトリ由来抗体作成技術をベースにして、抗体やニワトリ卵黄由来生理活性ペプチドによる創薬を研究。
医薬品としては田辺製薬と提携して自己免疫疾患の治療に、抗体試薬としては製品実用化に至ったものもあります。
ファーマフーズでは「タマゴ基地」というネーミングで通信販売事業にも進出。
鶏卵由来のサプリメントはもとより、育毛製品やスキンケア製品、サポーターやコルセットまで、健康に関連する様々なアイテムをラインナップしています。
この事業によって、サプリメントそのものの販売促進や消費者ニーズのキャッチアップ、さらに健康関連マーケットの実状といったノウハウを蓄積していると考えられます。
人の体内で神経伝達物質としての役割を持っているギャバは、野菜や果物、穀物などに多く含まれるアミノ酸です。
ファーマギャバは、天然由来の原料と食品由来の乳酸菌を使用しています。
ストレスの緩和やリラックス、疲労感の軽減が期待されています。
卵黄のタンパク質を食品用の酵素で分解して得られる素材。
カルシウムと一緒に摂取することで、健やかな骨の維持に役立つことが期待されています。
三井製糖とファーマフーズの共同開発によって生まれた素材です。
ゴマを特殊加工することによってパウダー状にしていますが、摂取した脂肪の吸収を抑制する・血中の中性脂肪増加を抑制するといった働きが期待されています。
鶏の強靭な足から得られる素材。
膝の柔軟性や骨の健康をサポートすることが期待されており、加齢に伴う体のケアを考える方に適した素材です。
スポーツ選手の筋肉ケアのために注目された卵白から生まれた素材。
卵白のタンパク質を酵素分解することで開発されたランペップは、めぐりの良い生活をサポートすることが期待されています。
血管の健康維持に役立つ一酸化窒素の産生にアプローチする素材として注目されています。
参照元:ファーマフーズ公式HP(https://www.pharmafoods.co.jp/products)
※上記は当該メーカーの対応素材の一部を紹介しています。その他の対応素材や機能性表示届出可否、表示しようとする機能性、エビデンス等の詳細については、各メーカーにお問い合わせください。
公式HPに記載がありませんでした。
本社所在地 | 京都府京都市西京区御陵大原1-49 |
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工場 | 公式サイトに記載はありませんでした。 |
問い合わせTEL | 075-394-8610 |
公式HP | https://www.pharmafoods.co.jp/ |
生産体制に関する 取得認証 | ISO9001 |
機能性表示対応 | 可。鶏卵由来の機能性素材あり、SR提供可の素材も |
形状 | 要問い合わせ |
対応ロット数 | 要問い合わせ |
資本金 | 20億3,800万円 |
鶏卵由来のIgY抗体やGABA素材「ファーマギャバ®」など、機能性素材の開発に強みを持つ「ファーマフーズ」。
医薬品研究も行い、機能性表示食品対応の素材も多数揃え、通販事業「タマゴ基地」でのノウハウも活かしたOEMサポートを提供しています。
鶏卵由来素材での差別化や、消費者ニーズに応じた製品開発を求める企業に向いているでしょう。
本サイトではサプリメントのODM・OEMを検討中の企業向けに、「売れるため」の強みを持っているODM・OEMメーカーをご紹介。
収益化を効率よく目指すための戦略的パートナーに相応しい、ODMとOEMそれぞれの3つの企業をまとめて掲載していますので、ぜひ参考にしてください。
新商品の設計・開発を請け負うODM企業は基本的には、さまざまな原料、剤形、包装資材・容器を扱うことが可能です。しかし、独自原料の保有や、独自の特許技術、増産実績など各社特徴を持っており、ここでは商品開発で強みを持つ目的別のおすすめODM企業をご紹介します。
安全性と効果を体感できる有効成分含有量のバランスを取った商品設計で、取り扱いサプリメントの75%に対して増産依頼あり(※1)。
継続性の高い商品設計ができるため、長期的な消費者基盤を築くことができ、安定した収益を確保が可能です。
睡眠や記憶力系のサプリは、健康の悩みの中でも習慣としての継続利用が見込まれます。
王子食品ではまだまだ珍しい膣内フローラの安定化をさせるサプリメントを30日分×400製品の小ロットで提供。
フェムケア以外にも、バターコーヒーやモリンガなど、拡大している市場だが、在庫をあまり持ちたくないといった悩みにも対応しています。
近年話題の女性のQOL向上の市場。下着や化粧品が中心ですが、サプリ市場でも注目されています。
抗肥満・BMI低下、内臓脂肪、皮下脂肪低減など、ダイエット関連で多様な商材に対応。
剤形も通常の打錠・各種カプセルだけでなく、ドリンク、ゼリーなどにも対応しており、剤形から他社と差別化を図れることも可能です。
需要はあるが、競合の多いダイエット市場では、差別化のために新しい切り口の商材が求められる傾向にあります。
※1 参照元:SBS公式サイト
https://www.sbs-company.co.jp/lp/ 2024年9月調査時点
商品の設計をした依頼主から、製造工程だけを請け負うOEM。設計した新商品をターゲット層の嗜好に添って適切な剤形で提供することは、消費者にリピート購入してもらうための大事な要素です。しかしながら、OEM企業側の設備がなく、狙った剤形が対応できない場合も多々あります。ここでは、市場で反響を呼びやすい剤形のサプリメント製造を得意としているOEMメーカーをご紹介します。
ソフトカプセル自動機のメーカーとして、世界各国へ200台余りの機械を納入(※1)。
粉末原料も充填可能なシームレスカプセルや、胃に溶けずに腸まで内容物を届けることが可能な耐酸性カプセルなど、ニーズに沿った幅広いカプセル製造が可能。
ガラス瓶、プラスチック容器、アルミボトル缶、液体三方が選択でき、0.5ml~900mlまでの容量に対応可能。
ハチミツ、オリゴ糖といったシロップ状原料や、エキス製品、果汁・お茶などのろ過・精製も対応可能。
機能性グミ・果汁入りグミ・糖衣グミ・センターイングミなどオリジナルグミのフルオーダー製造が可能。
また、形状、風味、色調、食感を用意されている規格から選択し、開発期間を最短6ヶ月に短縮できるセミオーダー製造も選択できます。
※1 参照元:三協公式サイト
https://sankyohd.com/companyprofile/ 2024年9月調査時点