サプリメントOEMメーカー「アンチエイジング・プロ」の特長や独自成分、機能性表示対応、生産体制等、製造受託先として選ぶ前にチェックしておきたい情報をまとめています。
アンチエイジング・プロの公式HP(2021年10月3日調べ)によると、同社のサプリメントOEMは10年ほどの期間で1000以上の商品を作ってきた実績があるとのこと(※1)。
クライアントはサプリメント製造のビギナーから製薬会社の商品開発スタッフや通販担当者など多様。大手広告代理店との共同プロジェクトなども手掛けているようです。
アンチエイジング・プロは1000報以上の文献データを持っていて、情報のアップデートもしています(※2)。
商品設計に際しては、こうした科学的エビデンスを重視した上で、ヒト臨床試験や各種法令、マーケティング視点、そしてクライアント側の要望なども踏まえた対応をしています。
サプリメントに関するマーケット動向でも、ヴィーガン向けとして動物性素材を使わない製品のニーズが拡大。アンチエイジング・プロではこうした市場の変化を見据えて、植物性素材の研究開発に注力しています。
また、ヴィーガン向けサプリメントのニーズはナチュラル志向とも関係があり、カプセル皮膜も含めて自然由来かつ食品添加物不使用といった商品にも対応可能です。
上で触れた植物性素材の一例に、アンチエイジング・プロがアジア地域販売総代理店となっている「まめ鉄SloIron」があります。これは、大豆由来のフェリチン鉄で、カリフォルニア大学が世界で最初に開発したもの(※3)。USDAオーガニック認証を取得、グルテンフリーでアニマルテストフリーの素材です。
アンチエイジング・プロではこうした個性的植物由来の素材を複数取り扱っています。
同社のスタッフによりお客さまの要望をヒアリングします。公式HPに用意されている問い合わせフォームに記入することによって8割ほどの要望が把握できる形になっているため、その他の細かい要望を確認していきます。
インタビュー内容をもとにして、原料を選定して商品の設計について提案を行います。この時同社が心がけているのが、競合を意識した売りやすい設計の商品を提案するという点。商品設計がかなり確定している場合には、このタイミングで見積書も一緒に提示されます。
提案した商品設計により試作品を作成します。試作が終わり賦形剤などの確定が行われたら、最終的な処方から食品表示法に基づいた表示内容の作成が行われます。さらに、試作品により栄養成分表示に必要とされる分析を行います。
試作により製剤性に問題がない、と確認ができたら商品の製造を進めていきますが、製造にあたり原料と包装資材の手配を行います。その後、製剤加工や包装加工を行うための製造ラインを確定します。
納期調整を行いながら製剤加工と包装を進め、お客さまの指定の場所に納品を行います。もし包装資材をお客さま側で調達する場合には、指定場所に発注量の110%を目安として包装資材の納品が必要となります。
本社所在地 | 東京都渋谷区代々木1-57-2 ドルミ代々木7F |
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工場 | 埼玉県八潮市2-438-1 |
問い合わせTEL | 03-6300-0816 |
公式HP | https://www.a2-pro.co.jp/ |
生産体制に関する 取得認証 |
健康食品GMP、ISO9001:2008 |
機能性表示対応 | 可。 申請サポートは協力会社を紹介 |
形状 | 錠剤・ハードカプセル・ソフトカプセル、ドリンク、ゼリーなど |
対応ロット数 | 500個未満の商品の場合、300個からが目安 |
資本金 | 900万円 |
※2021年8月18日調査時点で「サプリメント OEM」Google検索上位90社のOEMメーカーの中から、ISO、GMP、HACCPいずれかの認証を取得した自社工場があり、機能性表示食品の対応が可能な会社を調査し、以下の条件で選定しております。
⑴公式HP上で公開している独自成分・技術の数が6件以上の会社
⑵公式HP上で公開している自社工場数が4ヶ所以上あり、小ロット対応の記載があった会社
⑶公式HP上で海外生産拠点とHALAL対応、輸出サポートの記載があった会社